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 実際のカジノのイカサマ
 
 さて、過去に管理人がいろんな所のカジノをまわって生計を立てていた頃に、もっともよく聞かれた質問がイカサマについてです。イカサマといってもいろいろありますが、皆さんが一番懸念しているのはカジノ側が我々に対してするイカサマだと思います。

 これに関しては、私の経験則で言わせてもらえれば、見たことが無いです。というより存在しないでしょう。というのもカジノ側はそんなことしなくても勝てる仕組みになっているからです。万が一不正が発覚しようものなら、相当の制裁が与えられることが予想されます。そんなリスクを犯してまで不正をするメリットはないです。
 
 イカサマに近いですが、ディーラーがお客とグルになって、払い戻しのチップを多めにしたり、なんらかの便宜を図るというのはあります。カジノ側が最も警戒しているのも、この種の不正じゃないでしょうか。カジノで各テーブルを見回って歩いてるインスペクターも、その役割のほとんどはディーラーの不正を警戒することです。

 お客が損をするような不正は99.999%ありえないですが、カジノをあんまりやったことが無い人に限って、「カジノなんてインチキだ」と言ってたりします。たいていが被害妄想によるものですが、100年前ならともかく、21世紀の現代において、カジノ側がお客に対して不正をすることはありえません。心配しないで遊びましょう。

 下記によく聞かれるイカサマを挙げてみます。
 
 カードのすり替えやシャッフルによる不正
 
 ブラックジャックなどで、よく言われてるのがこの不正行為でしょう。まずディーラーがカードをすり替えて自分の手を思い通りにできるということですが、これは明らかに無理でしょう。

 カードをすり替えるというのは、あまりにもバレやすいです。手品のように1方向からならともかくディーラーは周囲360度から見れます、こんなことをしたら1日もたずに発覚してしまいます。

 次にディーラーがシャッフルによって、自分に都合のいいようにカードを切れるということですが、どこのカジノも最後はお客にカードをカットする場所を選ばせてくれます。ということでこれもありえません。

 現実的にありえるのが、セカンドディーリングとマーキングじゃないでしょうか。
セカンドディーリングというのはデックの1番上のカードではなく2枚目をわざと配ることです。マーキングはテンカードやエースにあらかじめ印をつけておくことで、セカンドディーリングと組み合わせて、状況に応じてトップカードかセカンドカードを配り分けることです。

 これも今では発覚したときのリスクがカジノにとっては大きすぎるので、心配するには至りません。
 
 ルーレットのディーラーは狙いどおりの番号に球を投げ入れられる
 
 日本人に限らずもっとも勘違いしているのがこれでしょう。最近ヤンマガで連載しているマンガの主人公も狙いどおりの番号に球を投げ入れられるみたいです(笑)。

 何度も日本のテレビでやらせ番組があったため、勘違いしてる人が多いようですが、結論から言うとありえません。というかそんな人、人間とは呼べません。

 ルーレットの台は様々な検査を経て設置されています。その検査の一つに専用の機械で球を投げ入れるタイミング、速度および盤面の回転速度を全く同じに設定して何千回もテストします。その結果、実際の球が落ちる番号がバラバラになるまで台の水平を調整するというものがあります。それ程予測不能のルーレットで、ディーラーが何気無しに投げた球の軌道を思い通りに出来るというのは、すでに人間業ではないです。

 もし、そんな人が実際に居たとしても、カジノにとってなんの利益ももたらしませんし、それどころか、客とグルになってしまったら、カジノ側は全く勝ち目が無くなってしまいます。そんな人雇うはずがありません。カジノのディーラーなんて、そこらへんのおっさんがやっても、カジノ側の売上には全く影響ないです。
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